家計研究論文 教育費

「幼児教育無償化による補助金の支給額」【実例公開】シリーズ

お子さんが間もなく入園するという人

「幼児教育無償化になったけれど、幼稚園の教育費が全額無償になるのかな?」

「もしくは補助金はいくらもらえるのかな?」

「補助金はいつどのようにもらえるのかな?」

といった疑問にお答えします。

この記事を読むと以下のことがわかります。

1. 幼稚園の教育費において、無償化の対象にならない項目

2. 補助金額、及び、補助金の支給タイミングと支給される方法

記事の信頼性

令和元年(2019年)10月から幼児教育無償化になりました。

実際に、私の子どもが令和元年(2019年)4月から東京都下の私立幼稚園に通園した事例をお伝えします(1号認定の場合)。

当記事情報は家計運営の予算策定に役立つと考えます。

あとがきとして、オススメの子ども靴も紹介しますので是非お試しください。

幼稚園の教育費が全額無償になるのかな?

ズバリ、幼稚園の教育費が全額無償にはならないと考えます。

無償化の対象にならない項目として、①出願料及び入園料、②制服等、③強制加入保険及び④その他会費があり、私は①~④を自己負担したからです。

「幼児教育無償化」という言葉から幼稚園の教育費が全額無償になると期待しましたが、実際は自己負担がありましたので以下にお伝えします。

無償化の対象にならない項目

①出願料及び入園料

入園する前年11月に、出願料4,000円及び入園料150,000円を支払いました。

入園料は幼稚園によって異なり、私が検討した近隣幼稚園の入園料は50,000円~150,000円の範囲でした。

②制服等

入園前の3月に、私は幼稚園が指定する制服等(帽子やリュックサック含む)を30,900円で購入しています。

③強制加入保険

園児は掛け捨ての「こども総合保険」に強制的に加入となり、保険料は年間10,000円でした。

④その他会費等

私の場合は、6ヶ月に1回3,000円の会費徴収がありました。

また、入園前に子どもが1年間プレ保育に通いましたが、プレ保育費用も無償化の対象外です。私の場合、年間33回のプレ保育に申込み、費用は月額3,000円でした。

補助金はいくら? いつどのように支給されるのか?

ズバリ、『子育てのための施設等利用費(保育料)』として月額25,700円の補助金がありました。

私は月額保育料から25,700円を除いた金額を幼稚園に支払う方法で補助金を受け取りました。

加えて年2回『園児保護者補助金』の支給があり、5月に約2.7万円と11月に約3.7万円が私の口座に振り込まれました。

子育てのための施設等利用費(保育料)

繰り返しになりますが、私は『子育てのための施設等利用費(保育料)』として月額25,700円の補助金を受けました。市役所が幼稚園に25,700円を直接支給し、保護者は月額保育料から25,700円を除いた金額を幼稚園に支払います。

実際、幼児教育無償化になる前まで、私は幼稚園に保育料、給食費及びスクールバス会費の全額を支払っていました。

無償化になって以降、保育料、給食費及びスクールバス会費の合計月額から補助金25,700円を差し引いた額を私は幼稚園に支払うことになりました。

なお、徒歩通園の場合、スクールバス会費は発生しません。私の家から幼稚園まで、徒歩通園できる距離ではありませんでしたので、やむなくスクールバスを利用し会費は月額5,000円でした。

園児保護者補助金

市町村から施設等利用給付認定を受け、月額25,700円を超える保育料を支払っている場合、『園児保護者補助金』をもらうことができます。

私の場合、5月に約2.7万円と11月に約3.7万円の補助金が直接口座に振り込まれました。

幼稚園の学費【実例公開】

私の場合、子どもが2019年4月に入園し、2019年10月から幼児教育無償化が開始になりました。月額25,700円×30ヶ月分=771,000円の補助金を受けました。

もう一つの『園児保護者補助金』計178,800円を加えると、補助金合計額は949,800円でした。

無償化といっても補助金だけで幼稚園費用を全額まかなえませんでしたので、3年間で自己負担した学費は約68万円でした。項目別学費一覧は下表を参照ください。

項目別学費一覧表
項目 学費 備考
出願料 4,000円 入園の前年11月に支払い
入園料 150,000円 入園の前年11月に支払い
制服・文具等 38,100円 入園前の3月に支払い
保育料・給食費 1,198,720円 3年間毎月分割払い
スクールバス会費 180,000円 3年間毎月分割払い
強制加入保険料 30,000円 毎年1回支払い
その他会費 29,800円 随時支払い
上記合計(A) 1,630,620円  
補助金支給額合計(B) 949,800円 ただし、補助金は30ヶ月支給分
差引額(A)-(B) 680,820円 自己負担額

あとがき

私は補助金をもらえて家計に余裕ができたので、子どものために高価ですが品質の良い靴『ナイキの子ども靴DYNAMO FREE』を購入しました。

毎日、子どもはこの靴を履いて幼稚園に通っていました。靴のサイズは22cmまであり、色違いもたくさんあります。子どもは履きやすいと言っています。

私の感想として、子どもの成長を見越して足のサイズよりも1cm程度大きめの靴を買って出来るだけ長く履けるようにしました。靴がぶかぶかになっている印象はありませんでした。逆に、靴は良く伸びて柔軟性があるため、子どもの成長とともに足がサイズアップしてつま先が当たっても痛くならないようです。また、この靴は耐久性があり、足が成長して履けなくなるまで十分履き続けることができました。

『ナイキの子ども靴DYNAMO FREE』はオススメですので、是非お試しください。

以上


 

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