11年目の車検費用はどれくらいかかる？【実例を基に詳しく解説】

11年目の車検でどれくらいの費用がかかるのか気になる方へ

この記事では、11年目の車検費用のリアルな実例とその内訳について詳しく解説します。

実際の費用がどれくらいかかるのか不安に思っている方にとって、必見の情報です。

車検の実例紹介

私たちの車は新車購入から11年が経ちました。走行距離は75,000kmで、まだ新車に乗り換えるには早いと思い、今回の11年目の車検を受けました。

ここでは、気になる費用や項目について、実例を基に詳しくご紹介します。

記事の信頼性

まずは、車検の流れと費用内訳について説明します。

対象車は、我が家の『排気量1,496ccハイブリッド車(B)』です。

11年目の車検では以下の項目が必要となり、合計で194,886円かかりました。

オプションのボディーコーティングを除くと、165,186円です。

車検の流れ

車検の流れは以下の通りです。

事前見積り

• 車検満了日の1ヶ月前にディーラーに連絡
• 車を持ち込み、1時間で見積り完了

車検1日目

• 車をディーラーに持ち込み、諸費用を現金で支払った後すぐに代車(無料)を借りて帰宅
• 追加の作業としてヘッドライトバルブ交換が必要で、ディーラーからの電話連絡を受け、追加料金を了承

車検2日目

• 予定通りにディーラーへ向かい、車検実施項目の簡単な説明を受け、残りの費用をカード払い
• 車検が完了した車を受け取り帰宅

11年目車検の項目別費用とその内訳

金額の大きい順に費用の一覧を作成しました。

バッテリー点検・診断の結果「判定：正常」だったため、交換は必要ありませんでした。

項目別詳細

検査＋定期点検整備の技術料金：39,490円

ブレーキ整備：35,973円

諸費用：34,250円

車検開始前までに現金支払いが必要な諸費用は以下の通りです。

ボディーコーティング(オプション)：29,700円

我が家の車はカーポートがなく、野ざらしで駐車しているため、水垢が付いていました。

約3万円の出費は大きいですが、車を長く使うために必要な投資と考えています。

コーティング後、水垢が完全に除去され、新車のような輝きを取り戻しました。

コーティング後のフロントボディー

ヘッドライト交換(左側：光度不足)：16,610円

前回の車検時に「ヘッドライトの光度が低下しています」との指摘を受けていましたが、今回は車検をクリアできる光度がなく、左側のヘッドライトバルブを交換しました。

オイル＆フィルター交換：9,845円

オイルフィルター交換 新品：左、旧品：右

検査代行手数料：9,900円

検査代行手数料は、運輸支局等に出向いて車検証（自動車検査証）の更新手続きを代行する料金です。

空調フィルター交換(エアコンフィルター汚れ)：5,555円

エアクリーンフィルターは、カーエアコンに装着されているフィルターです。

車外から取り込んだ空気だけでなく、車内の空気に含まれる粉塵や花粉などを低減・除去し、エアコン吹き出し口から室内にきれいな空気を供給する役割があります。

カーエアコンから嫌な臭いがする場合は、このエアクリーンフィルターが汚れている可能性が高いです。今回は、前回交換から2年が経過していたため、この機会に交換しました。

洗浄：5,500円

ワイパーラバー交換：3,685円

過去に、自分でワイパーラバーをカー用品店で購入して交換したこともありますが、最近では車検時に交換をお任せしています。

レンズクリーニング(ヘッドライト黄ばみ)：3,300円

経年劣化でヘッドライトが曇ってくすんでいたため、レンズクリーニングによりくすみが取れてすっきりしました。

発炎筒期限切れによる交換：748円

発炎筒の使用期限はJIS規格で4年と定められています。

発煙筒の写真

三角ステッカー：330円

ハザードランプのボタンの△マークが擦り切れていたため、ステッカーを貼り330円という安い費用で対応できました。

あとがき

我が家の『排気量1,496ccハイブリッド車(B)』の11年目車検費用は合計194,886円（オプションのボディーコーティングを除くと165,186円）でした。

新車購入には約300万円が必要であり、家計に大きな負担をかけることになります。

そのため、13年目の車検を通すことを考えていましたが、12年目に家族の強い要望により新車を購入することになりました。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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以上