「車を持つなら、ガソリン代も気になる!」
そう思っている方も多いのではないでしょうか?
今回は、私が実際に10年以上乗り続けた2台の車(ガソリン車とハイブリッド車)のガソリン代や燃費を徹底的に分析し、皆さんの疑問にお答えします。
この記事を読めば、
- 10,000km走行するのにかかるガソリン代はどのくらいなのか?
- カタログ燃費と実際の燃費、どれくらい違うの?
- ガソリン代を節約する方法は?
といった疑問が解決し、愛車のガソリン代についてより深く理解できるはずです。
Contents
なぜ、ガソリン代は気になるのか?
ガソリン代は、車の維持費の中でも大きな割合を占めるものです。
特に、近年はガソリン価格の高騰が続いており、家計への負担も増えています。
そこで、この記事では、私が実際に経験したガソリン代の実態を公開し、皆さんのカーライフに役立つ情報を提供していきます。
私の愛車と10年間の記録
まず、私が実際に所有していた2台の車についてご紹介します。
(A)はガソリン車、(B)はハイブリッド車です。
それぞれ5年以上の期間、乗り続けてきたため、かなり詳細なデータが残っています。
項目 | 自家用車(A) | 自家用車(B) |
時期 | 2002年~2007年 | 2015年~2023年 |
駆動方式 | FF | FF |
タイプ | ガソリン車 | ハイブリッド車 |
燃料タンク | 42L | 42L |
排気量 | 1,339cc | 1,496cc |
車両重量 | 1,000kg | 1,390kg |
総走行距離 | 26,668km | 61,183km |
給油したガソリンの量 | 1,787L | 4,659L |
給油したガソリンの総額 | 203,545円 | 656,118円 |
カタログ燃費① (10・5モード燃費) |
23.0km/L | 24.0km/L |
実燃費② | 13.3km/L | 13.1km/L |
②÷① | 57.0% | 55.4% |
10,000km走行するのにかかるガソリン代は?
上記のデータをもとに、10,000km走行するのにかかるガソリン代を計算してみました。
- 自家用車(A):76,325円
- 自家用車(B):107,238円
ハイブリッド車の方がガソリン代が高いという結果になりました。
これは、ガソリン単価の上昇が大きく影響していると考えられます。
2002年~2007年のガソリン単価は平均値で120円/Lでしたが、2015年~2023年のガソリン単価は141円/Lと上昇しています。
年次 | ガソリン単価(平均値) |
2002年 | 103円/L |
2003年 | 104円/L |
2004年 | 113円/L |
2005年 | 126円/L |
2006年 | 132円/L |
2007年 | 141円/L |
2008年~2014年 | データ無し |
2015年 | 121円/L |
2016年 | 120円/L |
2017年 | 136円/L |
2018年 | 139円/L |
2019年 | 135円/L |
2020年 | 127円/L |
2021年 | 159円/L |
2022年 | 161円/L |
2023年 | 176円/L |
カタログ燃費と実燃費の差は?
カタログ燃費は、あくまでも理想的な条件下での数値です。
実際の運転状況では、さまざまな要因によって燃費は変化します。
私の場合、両車ともカタログ燃費の約半分しか達成できませんでした。これは、
- 市街地走行が多かった
- 冬季にスタッドレスタイヤを使用していた
- エアコンの使用
などが原因と考えられます。
燃費を向上させるには?
燃費を向上させるためには、以下の点に注意しましょう。
- 運転方法を見直す:急発進・急加速を避け、スムーズな運転を心がける。
- 不要な荷物を積まない:車の重量が軽くなると、燃費が向上します。
- タイヤの空気圧を適正に保つ:空気圧が低いと、転がり抵抗が増えて燃費が悪化します。
- エンジンオイルを定期的に交換する:エンジンオイルが劣化すると、燃費が悪化します。
まとめ
今回は、私の10年間のカーライフを振り返り、ガソリン代の実態について詳しく解説しました。
ガソリン代は、車の維持費の中でも大きな割合を占めるため、少しでも節約したいものです。
この記事で紹介した情報を参考に、皆さんも愛車の燃費向上を目指してみてはいかがでしょうか。
以上