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結論:働きながらでも簿記2級は合格できる
結論から言うと、働きながらでも簿記2級に合格することは十分に可能です。
私自身、会社員として働きながら勉強を続け、約12ヶ月で合格しました。
ただし、正直に言うと簡単ではありません。
私は2回不合格を経験し、3回目でようやく合格しました。
それでも、正しい方向で勉強を継続すれば、必ず手が届く資格だと実感しています。
この記事では、実際の勉強時間や失敗談を含め、合格までの道のりをリアルに解説します。
この記事では次の疑問に答えます。
・働きながら簿記2級に合格できるのか
・社会人の勉強時間はどれくらい必要か
・何回落ちても合格できるのか
・おすすめ教材は何か
働きながら簿記2級に合格するまでの勉強ロードマップ
そもそも、サラリーマン14年目の私が日商簿記2級を目指した理由は、「会社の数字」を本質的に理解したかったからです。
営業部にいた頃は「粗利管理」が当たり前でしたが、実のところ粗利と営業利益の違いすら曖昧でした。
その後、製造現場の管理部門へ異動したことをきっかけに、
-
原材料費
-
設備投資
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労務費
といった費用が、どのように製造原価として計算されるのかを正しく理解したいと思うようになりました。
当時の勉強状況は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 現在の状況 | 簿記3級:一発合格 / 簿記2級:3回目で合格 |
| 勉強期間 | 約12ヶ月 |
| 平日勉強時間 | 約30分(仕事終わりの夜) |
| 休日勉強時間 | 4時間以上(朝〜夕方まで) |
働きながら簿記2級に合格するための勉強時間
私の勉強時間の目安
平日:30分 × 約250日
休日:4時間 × 約40日
合計勉強時間:約200〜250時間
これは一般的に言われる簿記2級の勉強時間(200〜300時間)とほぼ同じでした。
使用した教材(おすすめの2選)
私が実際に活用した教材は、次の2つが中心です。
TAC出版『簿記の教科書』
私はこの「みんなが欲しかった!簿記の教科書」を使いました。
図解が多く、社会人でも理解しやすい教材です。
簿記2級は「商業簿記」と「工業簿記」に分かれており、
教材も2冊構成になっています。
図解が多く、社会人でも理解しやすい教材です。
👉 私が使った教材はこちら
『あてるTAC予想模試』
直前期だけでなく、問題演習として繰り返し解きました。
本番を想定し、ストップウォッチで制限時間を測りながら、
「時間内に解き切る感覚」を体に叩き込みました。
2026年3月に書店へ行き、『あてるTAC予想模試 日商簿記2級』を探しましたが、見つかりませんでした。
その代わりに、『爆速合格!日商簿記2級』が代替教材として使えると感じました。
過去問集
書店で過去問をまとめた問題集を購入し、実際の試験形式に慣れる練習をしました。書店に行って、今まで解いたことがない問題を探してみてください。もしくは一度解いた問題でも、もう一回解くというのもありと思います。
簿記2級は過去問の演習量が合否を分けます。
最低でも3回分以上は解くことをおすすめします。
簿記2級で一番苦労したのは「工業簿記」
簿記2級の壁として、多くの人が挙げるのが工業簿記です。
私も最初は問題の意味が理解できず、かなり苦戦しました。
しかし、もともと
「製品原価の仕組みを知りたい」
という動機があったため、新しい知識を学ぶたびに
「なるほど、こうやって原価が計算されるのか」と
ワクワクしながら取り組めました。
働きながら簿記2級に合格した勉強法
-
『簿記の教科書』を納得できるまで読み込む
-
過去問を何度も解き直す
-
模擬試験でアウトプットを繰り返す
このサイクルを回すことで、苦手だった工業簿記が徐々に得点源に変わりました。
簿記2級に2回落ちた原因【社会人が失敗する3つの理由】
3回目で合格するまでに、私は2回の不合格を経験しました。
今振り返ると、原因は明確でした。
圧倒的な勉強不足
平日の30分学習だけでは、記憶を定着させるには不十分でした。
特に初期段階では理解が進まず、学習が停滞してしまいました。
問題演習の量が足りなかった
「損益計算書」や「工業簿記」の仕組みは理解したつもりでも、
問題形式に慣れていないため点数が伸びませんでした。
手が自然に動くレベルまで問題を解く必要があります。
インプット中心の勉強だった
教科書を読むだけの勉強になっていました。
簿記はスポーツと同じです。
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シャープペンを握る
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電卓を叩く
-
計算用紙を埋める
このようなアウトプットを繰り返さなければ、本番では通用しません。
合格するために変えたこと
3回目の挑戦では、次の3つを徹底しました。
過去問・予想問中心の学習
「読む時間」を減らし、「解く時間」を最大化しました。
間違えた問題の徹底復習
なぜ間違えたのかを分析し、解説を読み込みながら
ミスの原因を言語化しました。
休日にまとまった時間を確保
簿記2級の試験時間は90分です。
休日には
模試
↓
自己採点
↓
復習
というサイクルを2〜3回繰り返し、試験体力をつけました。
連続して試験を受けた
簿記2級は年3回の試験があります。
1回目での合格は難しいだろうと思っていましたが、2回目も不合格だったときは正直落ち込みました。
しかし、連続して受験したことで知識を忘れることなく合格につながりました。
働きながら合格できる人の特徴
実体験から言えることは、次のような人は必ず合格できるということです。
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毎日5分でも机に向かえる人
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一度や二度の不合格で諦めない人
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「わかったつもり」で終わらず、手を動かして勉強する人
一発合格に越したことはありません。
しかし、不合格を糧に継続することこそが最大の近道です。
忙しい社会人でも、毎日少しずつ積み上げる人は必ず合格に近づきます。
まとめ
働きながら簿記2級を取得するのは、決して楽な道ではありません。
しかし、
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正しい教材を選び
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アウトプット中心の勉強を続ければ
必ず合格に近づきます。
私の場合は、12ヶ月・3回目の挑戦でようやく合格しました。
遠回りした分、実務に活かせる知識がしっかり身についたと感じています。
この記事が、これから簿記2級に挑戦する方の背中を少しでも押せれば幸いです。
簿記の勉強で一番難しいのは「継続」です。
社会人が勉強を続けるコツはこちらでまとめました。
👉 社会人の資格勉強が続かない理由と対策(準備中)
これから簿記2級に挑戦する方は、
まずは自分に合った教材を1冊選び、問題演習から始めてみてください。



