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💡 はじめに:数字で見る「楽天ポイント生活」
これまでのシリーズで紹介したように、楽天経済圏を上手に活用すれば、
「支払いを変えずに節約する」ことが可能です。
しかし、どれくらいの効果が出ているのか?
実際のデータを見てみないと、説得力はありませんよね。
そこで今回は、私(運雄新記)が2023年〜2024年に実際に獲得した楽天ポイントの全データを公開します。
数字を通して、節約の成果と、これから改善できるポイントを整理します。
📊 実績データ:2年間の楽天ポイント獲得推移
項目 | 2023年 | 2024年 | 増減 |
---|---|---|---|
楽天カード | 15,919 | 10,599 | −5,320 |
楽天ペイ | 3,179 | 2,505 | −674 |
キャンペーン | 9,300 | 1,855 | −7,445 |
楽天ポイントカード | 1,211 | 1,796 | +585 |
楽天キャッシュ | 0 | 1,605 | +1,605 |
SPU(楽天市場含む) | 4,636 | 1,389 | −3,247 |
楽天チェック | 169 | 175 | +6 |
楽天Edy | 345 | 137 | −208 |
楽天シニア | 252 | 125 | −127 |
楽天銀行 | 233 | 107 | −126 |
楽天リワード | 147 | 16 | −131 |
合計 | 36,151pt | 20,992pt | −15,159pt |
🔍 分析①:なぜポイントが減ったのか?
2024年の獲得ポイントは前年比−42%減。
一見すると大きなマイナスに見えますが、実は“構造的な変化”が背景にあります。
1. 楽天モバイルへの還元方針変更
2023年後半以降、楽天グループ全体で楽天モバイルへのポイント集中が進み、
楽天カードや楽天市場での還元率が一部低下しました。
2. キャンペーン依存の減少
2023年は地方自治体や店舗のコラボキャンペーンで大量ポイントを獲得。
一方、2024年はキャンペーン数自体が減少傾向に。
3. 支払い構成の変化
家族支出やクレジット利用先が整理され、「無駄な支出を削った結果、ポイントも減った」という健全な理由もあります。
💡 分析②:それでも効果は絶大
ポイント減少=節約効果が落ちた、というわけではありません。
✅ 支出の“効率化”が進んだ
2024年は楽天キャッシュ・楽天ペイ・楽天銀行の組み合わせにより、
ポイント獲得単価(=1ポイントあたりの支出効率)が向上。
メモ
2023年:支出 2,516,229円 → 36,151pt(還元率 約1.44%)
2024年:支出 2,313,299円 → 20,992pt(還元率 約0.91%)
確かに還元率は下がりましたが、支出を20万円以上削減しながら1万pt以上獲得しており、
「節約とポイント獲得の両立」に成功しています。
📈 分析③:最も効果の高い項目TOP3
順位 | 項目 | 理由 |
---|---|---|
🥇 1位 | 楽天カード | すべての支払いを一元化でき、固定費の還元が安定 |
🥈 2位 | 楽天ペイ | チャージ+支払いで二重取り、使うだけで自動節約 |
🥉 3位 | ふるさと納税(楽天市場) | SPU&キャンペーンの相乗効果で高還元率(最大30%) |
これら3つを組み合わせることで、
「使えば使うほどポイントが貯まる」仕組みが完成します。
🧠 改善提案:2025年以降のポイント戦略
① 重点テーマを“固定費”にシフト
支出全体の約6〜7割を占める固定費(電気・通信・保険・税金など)を、
楽天カード・楽天ペイ・楽天キャッシュ経由に統一。
これにより、無意識で毎月ポイントを積み上げる「自動積立型ポイ活」へ。
② SPU+キャンペーンの“合わせ技”を活用
楽天モバイルや楽天証券のSPUを上げることで、
楽天市場のポイント倍率を底上げ。
ふるさと納税・日用品の購入を「5と0のつく日」にまとめ買いすれば、
効率的にポイント還元を最大化できます。
💬 運雄新記のまとめ:数字は嘘をつかない
この2年間のデータから分かるのは、
楽天ポイントは「節約を可視化するツール」であり、
“家計の健康診断”のような存在だということです。
メモ
✅ 支払いをまとめる → 無駄な出費が減る
✅ ポイントが貯まる → 節約成果が見える
✅ 楽天経済圏を活用 → 家計が自動で整う
“頑張らない節約”こそが、長続きする家計改善の本質です。
🪙 これから始める人へ:まずは「見える化」から
楽天カードの利用履歴やポイント推移を毎月確認するだけで、
自分の家計バランスが明確になります。