家計研究論文

サラリーマンの生涯年収は?トップ500社ランキングと、そこから見える現実

「サラリーマンの生涯年収って、実際いくらくらいなんだろう?」

そんな疑問を持ったことはありませんか?

先日、東洋経済オンラインが発表した「生涯給料が高い「全国トップ500社」ランキング」が話題になりました。⇩

https://toyokeizai.net/articles/-/627340

  • 1位はなんと11億2393万円!
  • 対象企業平均は2億2684万円

夢のような金額ですが、これはあくまで額面。ここから税金や社会保険料が引かれ、手取り額はさらに少なくなります。

手取り額と現実的な貯蓄額

大雑把に計算してみましょう。

  • 手取り額:2億2684万円 × 75% = 1億7013万円
  • 手取りの10%を貯蓄:1701万円

つまり、トップ500社に入ったとしても、60歳時点で貯蓄できるのは1701万円ほど。もちろん、これはあくまで平均値であり、実際には個人の生活スタイルや貯蓄意識によって大きく異なります。

お金持ちになるには?

では、どうすればお金持ちになれるのでしょうか?いくつかのお金持ちになる為の案を考えました。

  • 親がお金持ち:遺産を相続できる
  • 貯金、節約、投資:一生懸命働いて節約し投資する
  • 自分の事業をはじめる
  • 良い教育を受ける:医師になれば高給になれる
  • 宝くじ:ただし、当選確率はかなり低い

しかし、上記の中で最も現実的で重要なことは、日々の家計管理です。

22歳から60歳まで長期間 積立NISAを活用

  • 22歳から60歳までの間に毎月1万円を積立NISA投資できたとして、年利5%運用と仮定した場合、積立額が1369万円になる計算です。
  • 実行するのはなかなか難しいと思いますが、同様に22歳から60歳までの間に年利5%で積立NISAで投資した場合、毎月2万円ならば2738万円、毎月3万円ならば4107万円、毎月4万円ならば5476万円貯蓄できる計算です。

ライフプランキャッシュフロー表の重要性

そこで重要になってくるのが、「ライフプランキャッシュフロー表」です。これは、将来の収入と支出を予測し、家計の状況を把握するためのツールです。

ライフプランキャッシュフロー表を活用することで、以下のようなことが可能になります。

  • 将来の資金計画が立てやすくなる
  • 無駄な支出を把握し、改善できる
  • 目標とする貯蓄額を達成するための道筋が見える

まとめ

今回の記事では、サラリーマンの生涯年収と、お金持ちになるための方法について考えてみました。

高収入企業に勤めたとしても、安泰というわけではありません。日々の家計管理をしっかりと行い、将来に備えることが大切です。

ぜひ、あなたもライフプランキャッシュフロー表を作成し、将来の資金計画を立ててみてはいかがでしょうか。


この記事が、あなたの将来設計の参考になれば幸いです。

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