エッセイ

【実体験】サラリーマン一年生が失敗しない一人暮らしの始め方|新卒が最初に知るべき注意点

──49歳現役会社員が本気で伝えたい2つの教訓

こんにちは。
「ツキを呼ぶサラリーマン家計研究室」運営者の運雄新記です。

春から社会人となり、一人暮らしを始める方も多いのではないでしょうか。
期待と不安が入り混じる新生活。自由である一方、すべての責任を自分で背負う生活でもあります。

私は大学卒業後、社会人一年目から一人暮らしを始めました。
しかし今振り返ると、「知らなかった」「甘く考えていた」ことで、心身ともにかなり消耗した失敗がありました。

この記事では、
✔ 49歳・現役サラリーマン
✔ 社会人1年目に心を壊しかけた経験あり
✔ 家計管理・実体験重視の視点

から、サラリーマン一年生が絶対に避けてほしい一人暮らしの失敗ポイントをお伝えします。

結論:最初の一人暮らしで失敗しやすいのはこの2つ

私の経験から、特に重要だと断言できるのは次の2点です。

  1. 賃貸物件は「壁の厚さ」を最優先で確認すること
  2. 初期費用・生活必需品は「一人で全部そろえない」こと

どちらも「住んでから後悔する」典型例です。
順番に詳しくお話しします。

賃貸は「壁が厚い物件」を選ぶべき理由

──心が休まらない部屋は、人生を削ります

私が借りたのは、壁が“とにかく薄い”アパートでした

社会人一年目の私は、家賃の安さを最優先にしてアパートを選びました。
内見もそこそこに、「まあ大丈夫だろう」と契約。

しかし、住み始めてすぐに気づきました。

  • 隣の部屋の話し声が普通に聞こえる
  • テレビの音、咳払い、生活音が筒抜け
  • 夜中も気になって熟睡できない

仕事で疲れて帰ってきても、部屋にいても心が休まらないのです。

社会人一年目は、想像以上に心身を消耗します

新卒サラリーマンは、

  • 慣れない仕事
  • 上司・先輩との人間関係
  • 失敗への恐怖
  • 長時間労働

など、常に緊張状態に置かれています。

そんな中、唯一安心できるはずの自宅がストレス空間だったらどうなるか

私は結果として、心と体のバランスを崩しました。
今思えば、住環境は「贅沢」ではなく生存条件です。

内見時に必ずチェックしてほしいポイント

サラリーマン一年生に、これだけは伝えたいです。

  • 木造よりRC(鉄筋コンクリート)
  • 「角部屋」「最上階」はプラス要素
  • 内見時は壁を軽くノックする
  • 夜・休日の音環境を想像する

家賃が数千円高くても、心の安定はそれ以上の価値があります。

新卒一人暮らしは、想像以上にお金がかかる

──「全部自分でやる」は美徳ではない

私は、ほぼ貯金ゼロで一人暮らしを始めました

新卒当時の私は、貯金がほとんどありませんでした。

  • 引越し費用
  • 敷金・礼金
  • 家具・家電
  • 日用品

出費は一気に押し寄せます。

布団だけは学生時代のものを使いましたが、それ以外は現地で一つずつ買いそろえる必要がありました。

正直、かなりキツかったです。

親に頼ることは「甘え」ではありません

ここで声を大にして言いたい。

「新卒一人暮らしで、
親に力を借りることは
恥でも失敗でもありません」

冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ。
これらは「ぜいたく品」ではなく生活必需品です。

社会人になったからといって、
最初から一人で全部背負う必要はありません。

むしろ、スタートで無理をすると、

  • お金の不安
  • 生活の不便
  • 心の余裕のなさ

が積み重なり、仕事にも悪影響が出ます。

まとめ:一人暮らしは「人生の基盤」になる

サラリーマン一年生に、最後に伝えたいことがあります。

  • 家は「安ければいい」ではない
  • 一人暮らしは「気合」より「環境」が大事
  • 頼れるものは、最初は頼っていい

私は49歳になり、家庭を持ち、家を購入しました。
それでも今なお、若い頃の一人暮らしの失敗をはっきり覚えています。

だからこそ、これから社会に出るあなたには、
同じ遠回りをしてほしくありません。

このブログが、
あなたの人生にとって少しでも「ツキ」を呼ぶきっかけになれば幸いです。

✍ 運営者より(ツキを呼ぶサラリーマン家計研究室)

私は、
「三方良し(読者・依頼主・自分)」
「愛と感謝」
を大切に、このブログを運営しています。

これからも、
サラリーマンの実体験に基づく“本当に役立つ情報”
を発信していきます。

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